母艦PCのSSDを換装した

2024/03/25

#PCの速度向上 #SSD #SSD換装

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VerbatimのSSD

起動ディスクは遅いSSD


5年ほど前に母艦PC(フルサイズタワー)の起動ディスクをSSD化しました。
当時最速という噂の「Samsung 970 EVO Plus 250GB PCIe」を10,980円で購入しました。
それまで数年使い続けた3.5インチのSATAハードディスクからの換装でしたので、起動が高速化して非常に快適になったのにびっくりしたことをハッキリ覚えています。
これに味をしめて、2ヶ月後くらいにサブのノートPCのHDDも2.5インチSATAハードディスクからSSDに換装を試みました。

購入履歴は以下のとおりです。
SSD購入履歴
SSD購入履歴
サブのノートPC用は常用するわけではないので値段が6,000円ちょっとの安いWD製にしました。
これ、失敗しました。
当時M2SSDに詳しくなく、インターフェースの違いを意識せずに購入してしまったのです。

SamsungのEVOはPCIe3.0x4で問題ないのですが、WDの方はSATA3.0だったのです。
SATA3.0の転送速度は600MB/s、PCIe3.0x4の転送速度は4GB/sと、論理的にですが圧倒的な速度差があります。
ただ、サブのノートPC用だしHDよりは早いだろうからとそのまま使うことにしました。
ところが、サブのノートPC(Lenovo)のSSDスロットはなんとPCIe専用スロットでSATAのSSDを挿入することができませんでした。

結果、2ヶ月使ったEVOをノートPCに入れ、遅いWDを母艦PCに入れて使うことになりました。
体感的にWDに格下げしたことで起動その他はEVOに比べて遅くなりましたが、それでもHDDよりは全体的に速度アップしているのでそのまま使い続けることにしたのでした。


再度SSDの換装にチャレンジ


5年も使っているとドライブCの空きが25%を切ってモッサリ感が増してきたので、ここらで思い切ってもう一度SSDの換装をすることにしました。
今回はちゃんとSSDのインターフェース規格の違いをスタディーしました。
現在の主流はPCIe 4.0 SSDですが、自分のマザーボードはPCIe 3.0 SSDまでしか対応していません。
ですが、現在の主流はPCIe 4.0 SSDは下位互換があってPCIe 3.0 SSDのマザーに刺してもそのまま(速度は3.0相当)使用できることがわかりました。

そこで、1Tの大容量でありながら格安のバーベイタムのSSDを購入してみました。
格安のバーベイタムのSSD
格安のバーベイタムのSSD

価格は7,980円でした。
VerbatimはCD-Rなどの記録メディアでは大手で信頼のあるブランドですが、SSDも販売しているのは知りませんでした。
「アイ・オー・データ機器の安心国内サポート」と書かれていたのであまり不安も感じることなくポチッとしました。


VerbatimのSSD


綺麗めなパッケージです。

VerbatimのSSDパッケージ
VerbatimのSSDパッケージ

VerbatimのSSDパッケージ 裏面
VerbatimのSSDパッケージ 裏面

中身はこんな感じで普通です。

VerbatimのSSD
VerbatimのSSD


Windows11クリーンインストール


5年の垢を綺麗さっぱりしたいので、Windows11はクリーンインストールすることにしました。
Microsoftアカウントにライセンスが紐づけされていることを確認しているので、クリーンインストールしても紐づけしたアカウントでサインインすればライセンスなどは完璧に引き継がれ問題ないことは前回のSSD換装でも確認済みです。

Windows11クリーンインストール
Windows11クリーンインストール

Windows11クリーンインストール完了
Windows11クリーンインストール完了

何も問題なくインストールが完了しました。
ここまででの所要時間は物理的な換装も含めて1時間半でした。

早速WindowsUpdate
早速WindowsUpdate

インストール完了後は早速アップデートが入ります。


パーティショニング


1TBの物理ドライブから、新しいドライブC用として256GB、アプリケーション用の新しいドライブDとして128GBを割り当てました。
残りの600GB弱は一旦、写真の現像出力用ドライブに割り当てました。
現像処理のスピードアップを狙っています。


SSD共存


とりあえずM2スロットが2つあるので、古いSSDと新しいSSDを両方装着した状態で使用開始しました。

SSD共存
SSD共存

赤い矢印が古いWDのSSDで、黄色い矢印が今回購入したVerbatimのSSDです。
最初取り付けネジが1個しかなかったので古いSSDはメンディングテープで貼り付けてみたのですが、サクッと剥がれてしまいました。
とりあえずこの状態で旧ドライブDの中身(プログラムファイル)を新しいドライブDに全コピーしました。
どうせインストールし直さないとほとんどのアプリは使えないんですが、プレースホルダー的な意味合いで一旦全部コピーしました。
以前何をインストールしていたか、古いWDのSSDは取っ払ってしまってもわかるようにしておくためです。


ネジのストック
ネジのストック

大量のネジストックの中からSSDの固定に使えるネジをなんとか発掘しました。

WDのSSDもネジ止めした
WDのSSDもネジ止めした


測ってみた


新しいSSDの計測結果
新しいSSDの計測結果

古いSSDの計測結果
古いSSDの計測結果

数値は圧倒的です。
マザーボードがPCIe 4.0 SSD対応なら交渉5000GB/sあたりの数値が出るんでしょうが、PCIe 3.0なのでこんなもんで十分でしょう。
Windowsの起動もアプリの起動も体感できるスピードアップがありました。
現像出力もスピードアップしています。

安定性についてはこれから数ヶ月使用してみないとわかりませんが、7,980円で1TBはとてもお得感があって今のところ満足しています。
いろいろなモッサリ感が解消してとても快適です。





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