バッテリーテスターBT360で愛車のバッテリーをチェック

2023/09/23

#BT360 #Stellantisジャパン株式会社 #バッテリーテスター #プジョーリフターGT

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プジョーリフター3年めの冬

”暑さ寒さも彼岸まで”とはよく言ったものです。
秋分の日を迎えて急に涼しくなりました。
半袖半ズボンだとちょっとスースーして肌寒ささえ感じるほどです。
一気に冬に向かうにはまだまだ早すぎるとは思います・・・

愛車プジョーリフターGTが3年目の冬を迎えます。
最近バッテリーのヘルスケアを考慮してエンジンを始動させたらアイドルストップをオフにしてから走り出すようにしています。
”アイドルストップキャンセラー”なる商品が販売されているようですが、ベルランゴ/リフター適合商品が3万円以上します。


エンジン始動の都度、オフに設定すれば良いだけなので、3千円程度なら考えますが3万円はありえません(個人の感想です)。

そもそも、アイドルストップのユーザー設定をエンジン始動時に毎回初期化するのを、メーカーがやめればいいだけの話なんですが、プログラム更新で対応できないですかね、「Stellantisジャパン株式会社」さん!

我が家のプジョーリフターGTにとって3年目となる信州の冬を健康的に乗り切るため、バッテリーの健康診断をしてみることにしました。

バッテリーテスターBT360

アマゾンでバッテリーテスターを検索するとメチャクチャ安いのから業務用と思われるものまで大量に出てきます。
安めのやつをサクラチェッカーで調べてみると、そのほとんどが90%以上のサクラ度と表示されます。

そんな中で、一応自社WEBサイトを持っていて自動車関連各種商品を揃えているAUTOOLという会社の格安エントリーモデルを買ってみました。


ここのBT360という商品です。

といっても直販ではなくマケプレなのでちょっとドキドキ。
アマゾンの販売価格は3,800円でした。
正規品なのかパチもんなのかは定かではありません。
Yahoo!ショッピングだと販売価格が1万円以上しているので、もしかしたらパチもんかもしれません。

BT360パッケージ
BT360パッケージ

ちゃんとプチプチに巻かれて佐川急便のビニール袋に入って届けられました。
プライム対象商品ではなくマケプレ商品ですが、送料無料で、金曜日の注文で月曜日配送予定でしたが土曜日の午前中に配達されました。

箱の中には本体と何やら妖しいパッケージが入っていました。

BT360同梱品
BT360同梱品


BT360同梱品の中身
BT360同梱品の中身

同梱品の中身はユーザーズマニュアルと検品証のようなものでした。
中華系マケプレ商品にありがちな
”レビューで☆5個付けてくれたらキャッシュバックするよ~”
的なお手紙は入っていなかったので、まぁ普通な商品かもしれません。


プジョーリフターGTのバッテリーをテストしてみた

早速愛車プジョーリフターのバッテリーに接続してチェックを行ってみました。

BT360始動
BT360始動

電源はテスト対象のバッテリーから取得する仕様で、外部電源や内蔵バッテリーはありません。
電源スイッチは無く、バッテリーに接続すると数秒で始動画面が表示されます。
適宜「OK」ボタンを押して画面を進めていきます。


BT360 言語選択
BT360 言語選択

多言語サポートなので、日本語もちゃんと選択できるようになっています。
言語は上下キーで切り替えして、使いたい言語が表示されたら「OK」ボタンを押します。


「充電前」表示
「充電前」表示

「充電前」というのが何を意味しているのかちょっとよく分かりません。
※マニュアルに書いてあるかもですが、基本マニュアルを読まない人なので・・・

「標準電池」表示
「標準電池」表示

「標準電池」というのもいまいち意味不明ですが、そのまま「OK」します。

電池規格
電池規格

電池規格のデフォルトはCCAです。
JISなど何種類化選択できるようなので、国産バッテリーもチェックできるはず。

CCA 760Aを選択
CCA 760Aを選択

上下キーで表示を切り替えて、760Aを選択しました。


プジョーリフターGTのバッテリー
プジョーリフターGTのバッテリー

ちなみに、プジョーリフターGTのバッテリー表示はこの通りで「70Ah 760A(EN)」となっています。
容量70AhでCCAは760Aと判断しました。


BT360 テスト実行中
BT360 テスト実行中

CCAを適切に選択して「OK」を押すとテストが始まりました。


BT360 テスト結果表示
BT360 テスト結果表示

数秒でテスト結果が表示されました。
左上のSOHというのは「State of Health」の頭文字で、バッテリーの健康状態を表すもの、右上のSOCは「State of Charge」の頭文字で、バッテリーの充電状態を表すものらしいです。

SOHは100%、SOCは98%と表示されているので、愛車プジョーリフターGTのバッテリーコンディションは極めて良好と判断しました。

電圧は12.62V。

CCA計測値は810Aと表示されていて、規格より高い数値になっていますが、まぁ良しとしておきます(アマゾンのいくつかの商品のレビューを眺めて回りましたが、大体高めの数値になるものが多そうでした)。

内部抵抗(INT.R)の値は3.84mΩ。
これは許容値が10mΩとか30mΩなどという情報がネットで見られるので健康だと言えるのでしょう。

総合判定は「電池良好」で現状は充電の必要も無いようです。

BT360 始動系統診断
BT360 始動系統診断

続いて始動系統診断モードになり、エンジンを指導するよう求められます。


BT360 始動系統テスト中
BT360 始動系統テスト中

エンジンを始動させるとテストが始まります。


BT360 始動系統診断結果表示
BT360 始動系統診断結果表示

始動系統診断も数秒で終了します。
始動電圧は10.36Vで正常表示。

ん?始動時間5秒ちょっとですか?
長くない?

あぁ、これは2人でやらないと駄目なパターンですかね。
多分、テストモードになってから、ドアを開けて車に乗り込んでブレーキ分でスタートスイッチを押す時間が含まれているものと思われます。
エンジン始動も自動で検出してくれたら良いのにね。
電圧監視したらわかりそうなもんだ・・・

BT360負荷テスト中
BT360負荷テスト中

続いて負荷テストに入ります。


2500回転までエンジン回せっ!
2500回転までエンジン回せっ!

これまたドア開けて運転席に乗り込んでアクセル踏むまでのタイムラグがありそうです。
自宅ガレージに駐車状態でエンジン回転を2,500回転まで上げるのは結構ご近所迷惑な気がして気が引けます。
ディーゼルだからやっぱりウルサイです。

BT360 負荷テスト結果表示
BT360 負荷テスト結果表示

それでも無負荷時と負荷時の数値は少し差が出ました。
電圧は高く、波形は正常と表示されました。

BT360のバッテリーテスト項目は以上です。

今後適宜計測を繰り返していくことでこの商品の信頼性がはっきりしてくるものと思います。
とりあえず1回目のチェックでは、愛車プジョーリフターGTのバッテリーはすこぶる好調であると判断しておきます。



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