理由は昨年、ミシュランのxi3後継モデルが発売されなかったこと。
2012年に黒パサを購入した年の冬に純正サイズのホイールとセットでミシュランXICE xi3を購入してから、去年の冬で既に5シーズン目。
4年も経てば後継モデルが出るだろうという思惑が外れ、ゴム質はともかくスリップサインはまだまだ余裕の5年目突入となったのでした。
そして今シーズン、ミシュランはいよいよ後継モデルのX-ICE3+を発表したわけですが、なんと215-55-16というサイズが無い!
そんなわけで、春になっても履き替えずに履きつぶすつもりで乗り続けたXI3で馴染みのピットインへ出向いてみました。
B7パサートに適合するサイズのスタッドレス下調べ結果。
XI3 215/55R16 97H XL | X-ICE 3+ 205/60R16 96H XL | X-ICE 3+ 205/55R16 94H XL | iG60 215/55R16 93Q |
VRX2 215/55R16 93Q |
|
---|---|---|---|---|---|
断面幅(mm) | 226 | 209 | 214 | 226 | 225 |
外径(mm) | 642 | 652 | 632 | 642 | 651 |
計測リム幅(インチ) | 7 | 6 |
6.5
|
7 | 7 |
適合リム幅(インチ) | 6-7.5 | 5.5-7.5 | 5.5-7.5 | 6-7.5 | 6-7.5 |
荷重指数 | 97 | 96 | 94 | 93 | 93 |
スピードレンジ | H | H | H | Q | Q |
※スピードレンジ:H=210Km/h Q=160Km/h
一番左がオリジナルサイズ。
ちなみに担当してくれたお兄さんによると、215-55-16なんでいうサイズは最近年に数セットしか注文が無いそうです。
XI3なら10万円でおつりがくる値段が提示されるも、さすがに5年前のモデル。
そして雪には強いけれど、シャーベットや凍結路に弱いことを体験済みのXI3は除外。
1時間以上あぁでもない、こうでもないと相談した結果選択したのはヨコハマのiG60でした。
値段は、古タイヤ処分、バルブ新品交換も含めて12万円で樋口一葉さんがおひとり戻られました。
いやぁ、4月には夏靴も履き替えなくてはならないのに痛い、痛い。
値段は、古タイヤ処分、バルブ新品交換も含めて12万円で樋口一葉さんがおひとり戻られました。
いやぁ、4月には夏靴も履き替えなくてはならないのに痛い、痛い。
最近のBSタイヤは外径が大きめなんだそうで、VRX2は同じ215-55-16サイズのミシュランやヨコハマに比べて外径が1cm近く大きいです。
加重指数もスピードレンジも日本国内で不通に走る分には93Qで何も問題ありません。
さて交換したのは11月4日でして、すでに履き替えてから1か月が経ちましたが、当地ではまだ積雪ゼロのため、ドライの印象しかありません。
空気圧はタイヤ交換時にフロント2.6、リアは2.9に設定してもらいました。
これはいつもフロント2.2、リア2.5程度にしていると話したところ、交換直後は若干減る場合もあるので高めに入れておきますからあとで調整してください、ということでこんな数字になりました。
リアの2.9はさすがに高くてバタつき感が強いため、2週間後に2.6まで下げていますが、フロントはそのまま2.6を維持しています。
理由はミシュランに比べて確実に柔らかい、ということです。
フロントがこれでも、ステアリングをスッと切った時に微妙に”遅いぞ!”感があります。
ロードノイズはミシュランほど乾いた音ではないですが、窓を開けていてもそれほどスタッドレス感は無いです。
このへん、昔々親父のクルマに履かせた初期のブリザックのグニャグニャ感やゴーっという低音のいかにもスタッドレス音は、それこそ今は昔なんでしょうね。
前へ前へと進みたがるミシュランX-ICE XI3
に書いたように、XI3は抵抗感が少なくてドライの印象は夏タイヤに全く劣らない良いものでした。
これはいつもの通勤往路で2.8Kmで70m下るごくごく緩い下り坂での印象です。
B7パサートはコースティングモードというのがあり、下り坂でアクセルを閉じるとクラッチが遮断され、エンジン回転はアイドリング付近まで落ちて惰力走行を始めるんですが、上記の緩い下り坂では前に車が居なくて途中に1個ある信号に引っかからなければ、ほぼ速度が落ちることなく走り切ることができます。
iG60はだめですね。
途中でアクセルを多少踏まないと、ジワジワと車速が落ちていきます。
これは燃費にも表れていて、今年の春くらいからほぼ毎朝18Km/L超えを記録していた通勤往路で18Km/Lに届くことはほとんどなくなっています。
といっても、16Km/L後半から17Km/L台がほとんどなので、極端に悪化したというわけでもありません。
特に12月に入って真冬状態でアイドリングストップが発動しにくくなっていることを考慮すると、ちょっと燃費悪いかな? 程度だと思います。
iG60に交換後、四国への往復で高速道路メインで約2,000Km走行しました。
高速道路での安心感はミシュラン圧勝です。
iG60はやっぱりスタッドレスを履いているということを常に感じさせます。
ミシュランに比べて明らかにステアリングの微調整頻度が上がっています。
スパっと思い通りに決まらないので、ちょっと切って微妙に戻すという感じ。
これは特に、相棒に2時間ほど高速運転要員をさせて助手席でハンドリングを見ていて感じたた印象です。
もっとも、普段遠出しても嫌がってほとんど黒パサのハンドルを握らない相棒なので慣れの問題もあるかもしれません。
さて、懸念は前のクルマでBSとヨコハマに1度ずつ浮気をしたとき(この20数年でこの2回以外は夏冬含めてミシュラン以外履いたことがない)、ヨコハマのデシベル(dB、型番失念)が1年経過でヤレがひどかった記憶があること。
これは来年か再来年の冬にならないと何とも言えません。
早く雪道、特にXI3が苦手としたシャーベットやアイスバーンを走ってみたいものです。
そこが強ければ、ドライのマイナス印象とプラマイゼロで結果オーライかもしれません。
まぁ、そうなってくれないと困りますけどね。
最低3年、できれば4年は付き合うつもりなので。
”冬の怪物”に期待!!
に書いたように、XI3は抵抗感が少なくてドライの印象は夏タイヤに全く劣らない良いものでした。
これはいつもの通勤往路で2.8Kmで70m下るごくごく緩い下り坂での印象です。
B7パサートはコースティングモードというのがあり、下り坂でアクセルを閉じるとクラッチが遮断され、エンジン回転はアイドリング付近まで落ちて惰力走行を始めるんですが、上記の緩い下り坂では前に車が居なくて途中に1個ある信号に引っかからなければ、ほぼ速度が落ちることなく走り切ることができます。
iG60はだめですね。
途中でアクセルを多少踏まないと、ジワジワと車速が落ちていきます。
これは燃費にも表れていて、今年の春くらいからほぼ毎朝18Km/L超えを記録していた通勤往路で18Km/Lに届くことはほとんどなくなっています。
といっても、16Km/L後半から17Km/L台がほとんどなので、極端に悪化したというわけでもありません。
特に12月に入って真冬状態でアイドリングストップが発動しにくくなっていることを考慮すると、ちょっと燃費悪いかな? 程度だと思います。
iG60に交換後、四国への往復で高速道路メインで約2,000Km走行しました。
高速道路での安心感はミシュラン圧勝です。
iG60はやっぱりスタッドレスを履いているということを常に感じさせます。
ミシュランに比べて明らかにステアリングの微調整頻度が上がっています。
スパっと思い通りに決まらないので、ちょっと切って微妙に戻すという感じ。
これは特に、相棒に2時間ほど高速運転要員をさせて助手席でハンドリングを見ていて感じたた印象です。
もっとも、普段遠出しても嫌がってほとんど黒パサのハンドルを握らない相棒なので慣れの問題もあるかもしれません。
さて、懸念は前のクルマでBSとヨコハマに1度ずつ浮気をしたとき(この20数年でこの2回以外は夏冬含めてミシュラン以外履いたことがない)、ヨコハマのデシベル(dB、型番失念)が1年経過でヤレがひどかった記憶があること。
これは来年か再来年の冬にならないと何とも言えません。
早く雪道、特にXI3が苦手としたシャーベットやアイスバーンを走ってみたいものです。
そこが強ければ、ドライのマイナス印象とプラマイゼロで結果オーライかもしれません。
まぁ、そうなってくれないと困りますけどね。
最低3年、できれば4年は付き合うつもりなので。
”冬の怪物”に期待!!
YOKOHAM iG60 215/55R16 |
17年 32週の製造(8月7日の週) |
0 件のコメント:
コメントを投稿