白い代車のPolo |
ちなみに走行距離は6,000Km弱。
1,200ccのDOHCインタークーラー付きターボエンジンを搭載するゴルフの弟分だ。
エンジンスタート/ストップも付いていて、いつもの通勤コースを走っていると燃費計の値はあっさりと18を超えて燃費の良さをアピールしていた。
Golf6のDSGで悪印象だった停止寸前からの発進時のもたつき感も無くパサートから乗り換えても何も違和感を感じることが無く、軽快に良く走るコンパクトカーという印象だ。
仕事が忙しい中での朝一受け取り夜返却の代車だったため、タイヤ&ホイールやエンジンルーム、カーゴチェックは出来なかった。
走行距離は30Km程度と少なかったが、普段パサートで毎日走っている道を普段と同じように走ることでこのクルマの性格を感じ取ることは出来たように思う。
素直にパサートと比較してしまうのは酷かもしれないのだが、いつも走っている道路での印象を擬音化すると、
パサート:”プルン、プルン、タンッ”
Polo:”ゴトゴトッ、ゴトゴトッ、ゴットンッ”
という感じ。
前サスと後サスの振動がハッキリと別々にシートに伝わってくる感じだ。
しかも振動がダイレクトにシート座面を通して太ももから腰のあたりに伝わってくる。
ランフラットタイヤかと思ったが、後で諸元表を確認してみたらそうではないらしい。
ちなみにPolのホイールベースはパサートに比べると24cm短い。
ショートホイールベースゆえの挙動だろうか。
標準スペックは鉄ホイールなので重めのバネ下によるバタつき影響もあるかも知れない。
元気なエンジンと好燃費、取り回しが楽なサイズ感なのにちょっと残念な足回りフィーリングだった。
田舎でもあり、冬季には雪が積もる日もある当地は荒れた路面の道路が少なくない。
そんな荒れた道路を毎日通勤で走る、腰に爆弾を抱えたおじさんにとってシートに響いてくる振動は愛車選択肢から消去する候補の最右翼だ。
もっとも、20年前にはラバーコーンのクラシックミニに乗るのがが楽しくてたまらなかったのだから、これはひとえに自分の年齢による相対的なフィーリングの変化であり、絶対的なクルマの評価ではないということを断っておかなくてはならないだろう。
でも、軽自動車ならこんなもんだろうと割り切ってしまうところだが、230万円のクルマである。
もうちょっと足回りにコストを掛ければ良かったのにと思わずにはいられない。
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