設定やアカウントのコピー
先日購入した Google Pixel 10(Indigo) に、これまで使っていた Google Pixel 7 からデータ移行を行いました。Pixel同士の機種変更では、設定やアカウント情報をコピーする仕組みが用意されています。
今回は、その手順と実際の移行結果をまとめました。
ワイヤレス転送
Pixel10 側で移行処理を開始すると、”別のスマートフォン”から設定やアカウント情報をコピーする処理が始まります。
今回、”別のスマートフォン”は私の前機種 Pixel7 です。
画面の指示に従って処理を進めます。
| 別のデバイスを使ったセットアップ画面 |
| アプリとデータのコピー画面 |
| コピーの準備画面 |
| コピーの選択画面 |
コピー方法は「高速」と「カスタマイズ」の2種類が用意されています。
「カスタマイズ」を選択すると、移行元のスマホでコピーの要否を判断しながらコピーすることになりますが、これはデータ量が多く手間のかかる作業だと思われるので、「高速」を選択しました。
Googleアカウントに保存されていないデータだけがコピーされ、アカウントに紐づけられたデータはクラウドのバックアップから復元されるものと思われます。
ここで、コピー方法の選択を求められました。
| ケーブル接続推奨画面 |
ここで、コピー方法の選択を求められました。
ここまでは Pixel7 と Pixel10 はワイヤレス接続で情報交換をしていて、USBケーブルで接続していません。
高速コピーをしたいので Pixel10 同梱のUSB-Cケーブルで Pixel7 と Pixel10 を接続してコピーを開始します。
移行終了直後の画面で、左が移行元の Pixel7 、右が移行先の Pixel10 です。
| データのコピー中画面 |
| データのコピー完了画面 |
コピー開始から終了までは約15分でした。
移行されたデータ
コピーが完了したらUSBケーブルは取り外して、 Google Pixel 10に移行された内容の確認を行います。
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| 移行終了直後の画面 |
移行終了直後の画面で、左が移行元の Pixel7 、右が移行先の Pixel10 です。
Pixel7 では「Material You(マテリアル・ユー)」を適用しているのでアイコンが全部淡い水色系になっていますが、移行直後の画面を見ると半分くらいはカラーアイコンで残りはグレーのアイコンになっています。
デスクトップの設定関連が移行できていない雰囲気を感じましたが、この後アプリの更新等を進めていくうちに移行元と同じ淡い水色系のアイコンが揃って見慣れた表示になりました。
何故か純正の「天気情報」だけカラーです。全8ページありますが、色がついているのはこの「天気情報」だけでそれ以外はすべてアイコンの場所や並びも含めて完全に一緒です。
手動設定が必要だったもの
移行が完了してケーブルを抜いた後、アプリの更新が始まります。
インストール済みのアプリはほぼ使っていないものも含めて200前後あります。
それらの殆どが更新中になります。
想像するに、移行処理ではインストール済みアプリの情報と、プレースホルダーとしてのアイコンの配置だけがコピーされ、実際のアプリはPlayストアからダウンロードしてインストールする仕組みなのではないでしょうか。
「ESET Mobile Security」のようにPlayストアからではなく、ESETのホームページからインストールファイルをダウンロードしてインストールようなアプリはアプリケーショントレイにもその痕跡すらありません。
Playストア以外からインストールしているアプリはこれ1つだけなので、別途アプリをダウンロードしてインストールする必要があります。
ただし、「ESET Mobile Security」は既に、6月末でサポートが終了する旨のアナウンスがあるので、今更入れ直す必要はないかなと思っています。
ログイン必須のアプリ
セキュリティ上、FIDO認証などユーザーと端末を厳しく識別するアプリはすべて認証のやり直しになります。
証券系、銀行系、クレジットカード系、Pay系は概ねSMS認証や電話番号認証をやり直す必要があり、新しい端末を認証すると古い端末では使えなくなるアプリもあります。
個々のアプリの認証再設定中に注意事項として表示されるので、闇雲に「はい」ボタンを押さずに表示された内容を吟味する必要があります。
唯一1枚のクレジットカード(信販系)に関しては移行されたアカウント情報を読み込んでログインできてしまい、これにはちょっとビックリしました。
とあるショップの会員証を兼ねるクレジットカードなので今すぐ使うのをやめることは出来ませんが、利用速報や月次請求など、これまで以上に注意深く見ていく必要がありそうです。
おサイフケータイのデータは引き継がれません。
別途移行の処理を古い端末と新しい端末で行う必要があります。
私はWAON、Edy、モバイルdポイント、ポンタが入っていますが、すべて残高ゼロにしてあるので、WAON以外は移行していません。
端末移行は端末アプリの断捨離の良い機会です。
使わないのに入っているおサイフケータイの情報やアプリはこの際どんどん消していこうと思います。
移行にかかった時間
正直なところ、9割程度のアプリの再設定に半日近くかかりました。
相棒が、仕事が忙しくて移行の時間がちゃんと取れないことを理由に、購入したPixel10 LemonGrassの移行処理を先延ばしにして箱に入れたままにしているのは正解です。
私はKeepassですべてのアカウント情報を管理しているので、ユーザーIDとパスワードはKeepassからコピペすることで再設定が出来ます。
しかし、相棒はノートに手書きのアナログ派なので、1日では再設定が終わらないものと思われます。
Pixelの機種変更は簡単?
コピーはほとんど勝手にやってくれるので問題ありません。
個々のアプリの再使用に当たってはそれぞれのアプリで再設定が必要になります。
セキュリティーが厳しいアプリは端末と利用者本人の再認証が必須になりますから、決して簡単ではありません。
Pixel7 → Pixel10で移行されたもの / されなかったもの
今回の移行で、移行されたものとされなかったものを整理すると次の通りです。
移行されたもの
- Googleアカウント: 3つのGoogelアカウントを設定して併用していますが、すべてそのまま移行されました。
- SMSと通話履歴: すべて移行されました。
- Wi-Fi設定:ホームルーターとブリッジルーターのWi-Fi設定(パスワードを含む)が引き継がれました。
- Bluetooth:接続情報は引き継がれ、ペアリング済みの機器は何もしなくても使用可能です。
- ホーム画面の配置: 「お天気情報」のアイコン色以外は、ほぼ完璧に再現されました。
- Playストアのアプリ情報:「ESET Mobile Security」以外はすべて引き継がれました。デフォルトアプリやアプリの権限も概ね引き継がれています。
- メール:Googleアカウント以外にPOP接続でメールアカウントを2つ利用していますが、それらの設定もひきつがれ、従来通りGMailでアクセス可能です(もうじきGMailでの利用は不可になりますが...)
- 開発者モード:開発者モードの設定はそのまま移行されました。
移行されなかったもの
- 認証データ: 指紋認証、顔認証、ボイスマッチは再設定が必要でした。
- OK Google: ボイスマッチ情報が移行されないので、再設定を行うまで”OK Google”は使えません。
- Playストア以外からインストールしたアプリ: 今回は「ESET Mobile Security」が該当しました。
- おサイフケータイ関連のデータ: すべて再設定が必要でした。
- 一部アプリのログイン認証:証券・銀行・クレジットカードなど、セキュリティ性の高いアプリは再認証が必要でした。
- ウォレット:クレジットカード情報は移行されませんでした。メイン設定していたカードについては移行最終段階で再設定
- LINE:旧端末で「かんたん引き継ぎQRコード」を表示させて引き継ぎ処理を行いました。
Pixel同士の機種変更であれば、基本的な設定やアプリ情報は自動的に移行されます。
ただし、セキュリティ関連の情報は再設定が必要になる場合が多いようです。
個別のアプリについては、それぞれのアプリの機種変設定を確認したうえで移行作業をするようおすすめします。




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