山梨県やまなみの湯で温泉に浸かり道の駅しらねで車中泊-滝とグルメとスロードライブ

北へ向かう

食事を終えて”ぬまづみなと”周辺の干物屋さんやお土産屋さんをブラブラ。

大きなキンメやアジの開きなど美味しそうな干物がたくさんあったのですが、真空パックじゃないやつは冷蔵庫に入れると他の食材などに匂いが移ってしまうため買えません。
真空パックはと言うとギュッと詰まってるからですかね、なんか小さく感じて結局何も買わずにウロウロしただけ。
さすがの日曜日、日本語以外もバンバン聞こえてくる賑わいでした。

1時ころに駐車場に戻って、”さぁどうしようかな～”。
介護の都合上水曜日の午後には家に居なくてはいけないので、後2日。
最終目標はコストコで初のお買い物です。
ゆっくりジックリ店内を見て回って買うものを見定めたいという相棒の希望もあって、一旦翌日1日を買い物をしないで見るだけのコストコデーと決め、北上することにしました。

沼津から山梨へ北上

とりあえず目的地を道の駅富士川に設定して北上開始！
急ぐ旅ではないので一般道をトコトコ2時間15分分程度の道のりです。
途中、”身延山って行ったこと無いよね～”等と言いつつひたすら北上です。

道の駅富士川

コストコ南アルプス倉庫店より手前（南）にある道の駅富士川に到着です。

道の駅富士川

正面入口でたぬきがお出迎えをしていました。

道の駅富士川

2014年に登録された新し目できれいな道の駅です。
ウェブサイトを見ると大型１６台、普通車６０台、身障者３台と書かれています。

Googleマップでみるとこんな感じです。

Googleマップ上の道の駅富士川

下半分のクネクネしたアクセス道路にあるのは中部横断自動車道の増穂パーキングエリア (下り)で、上半分が道の駅富士川です。

道の駅側だけ拡大するとこんな感じです。

道の駅富士川

駐車場にクルマを停めた瞬間、ここは”車中泊”に向いていないなと思いました。
※あくまでも私個人の感想です

小型車スペースは前後2台停められる列が1列と、通路を隔てた大型車スペースの端っこに10台くらいです。
夜間、大型車がどれくらいここに滞留するのかはわかりませんが、彼らはたいていエンジンかけっぱなしなので、半分も埋まったらかなりノイジーに違いありません。

前後に2台並んで駐車するスタイルは、もし後方にクルマを停めて前のクルマがエンジンかけっぱなしのやつだったりしたら排気と音で最悪でしょう。
ヘッドライトに無頓着な輩も少なくないので、前方に停めても後ろから照らされてイラッとするかもしれません。
ヘッドライトはオートだけでオフ機能がない車で、キーをロックしたり解除したりするたびにヘッドライトが点灯するクルマが時々居ますが、アレも迷惑千万。

そして道の駅の周辺に芝生エリアはあるものの、ほとんど植栽が無く、見た目は完全に高速道路のパーキングエリアの様です。
中央を横断する歩行者通路1本以外、クルマとクルマを隔てる緩衝エリア的なものは一切ありません。
駐車エリア周辺をグルリと場内道路が取り囲んでいるので、どこに停めてもクルマの通行を意識することになるだろうと思います。

トイレを使わせていただき、建物の中をぐるっとひと回りして退散しました。

やまなみの湯

道の駅富士川から10分ほどの場所にあるスーパー銭湯”やまなみの湯”へ移動しました。
何故か1枚も写真を撮っていませんでした。
とても広い駐車場があり、RVパークも併設されているようです。

1日券、2時間券、夜間券などに加えて有料休憩所や個室休憩所などがあり、入口横の券売機で支払いをします。
600円の2時間券を購入してお風呂だけ利用しました。

源泉湯、冷泉湯、寝湯、気泡湯、露天風呂、複数のサウナなど設備は充実していてとてもきれいに整備されていました。
露天風呂には行きませんでしたが、冷泉湯がひんやりとした心地よさで長く浸かっていました。

1週間毎に男湯と女湯が入れ替わるらしいです。

ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉ということで成分表も張り出されていてとても良いお湯でした。

道の駅しらね

この日の車中泊候補として”道の駅しらね”に行ってみました。

道の駅しらねとJAこま野在家塚支所

この道の駅は24時間利用可能なトイレと情報館的なスペースはありますが、物販エリアはありません。
広い道路を隔てた向かい側に”JAこま野在家塚支所”という施設があり、そちらで特産品や農産物の宣伝・直売を行っているとのことでした。

道の駅しらねを拡大するとこんな感じです。

道の駅しらね　拡大

変則的な形の敷地にトイレと情報館棟があります。
グレーで塗りつぶした箇所は民家や他施設です。

普通車駐車スペースは3箇所に分かれていて、合計で30台ちょっとは停めることができるようです。
写真左下に大型車スペースが４台ほどあります。

私は中央下の12台程停められるブロックの右側隅っこに陣取りました。
建物に近い方のブロックにはハイエース系が2台、キャブコンキャンピングカーが1台お泊りしていました。

当日夜は大型車スペースに２台の大型トラックが駐車していて１台はずっとエンジンをかけっぱなしでしたが、それほど気にはなりませんでした。

換気扇

今回は換気扇を直してちゃんと動くようにしました。

排気用換気扇

パンチングボードにメイキングシートを張っていたのですが、ボコボコしてきたので今回は剥がした状態です。
取り付けの安定化と見た目の向上は次回までの検討課題です。

こちらは後席左右のウィンドウ上部に取り付けた網戸です。

網戸

写真は右側ドアのウィンドウをドアバイザー内が見えるようにしたから覗き込んで撮ったものです。
左右対称に同じものを作ってあり、車中泊のセッティング時に取り付けて、翌朝出発前には取り外します。

ダイソーのパンチングボードを、ウィンドウの上部5cmくらいとほぼ同じ形状にカットしたものです。
下はウィンドウの上部とピッタリ合うようにカットしています。
に高さ2cmの横長の穴を２つ開けて、内側に家庭用網戸のネットを張ってあります。

後席窓用網戸

ウィンドウを下げて網戸のベース板の上と左右を窓枠にハメ込みウィンドウをギリギリ当たるまで上げて設置します
ウィンドウを上げすぎると挟み込み防止が動作して全開に戻ってしまうので、微妙な調整で窓を閉めていかないとダメなのが難点です。
一旦調整できて閉めてしまえば、上と左右は窓枠内に入り込んでいて、下からウィンドウが抑え込む形になるので、ある程度の安全性は確保していると思っています。

網戸ベースの板と窓ガラスの境目をカバーするようにして雨が降っても中に入りこまないように、PPボードを張ってその上にメイキングシートを張ってあります。
PPボードが少し歪んできてしまっているのと、メイキングシートの折り目が消せなくてところどころ浮いているので、これも再工作予定です。

換気用網戸＆換気扇の効力は抜群です。
右側窓にセットした2連排気ファンを弱で動作させると、左側の網戸からソヨソヨと風が入り込んできます。
換気扇側は外に向かって風が出るので、バイザーに当たって下方向にしっかり空気が流れ出ていくのが確認できます。
見た目は良くないですが効果は想定通りで、車内の換気と湿度上昇がしっかり抑えられています。
朝起きたときにウィンドウ内側の結露はほぼゼロです。

後は見た目のバージョンアップと換気扇パネルの設置方法の再検討です。

車内

車載冷蔵庫の設置はまだ試行錯誤中です。

車載冷蔵庫

後部にイレクターで組んだ棚の上、車内前から見て左側にアイリスオーヤマの車載用冷蔵庫を横向きに設置しています。
本体には何も加工をしていないので、ベルトを4本程使用して棚に固定しています。
いずれ冷蔵庫本体にフックなどを取り付けてもう少し簡易に固定できるようにしたいと考えています。
棚に冷蔵庫固定枠を取り付けてしまうのが良いかもしれません。

電子レンジはこの冷蔵庫と向かい合わせで右側に設置しています。

照明は今回【車中泊用途の車載照明について】に書いたダイソーの２種類のUSB照明を左右それぞれの天井に取り付けました。

USB照明

２種類のLED照明をそれぞれ取り付けてみましたが、こちらのほうが調光が３段階出来て一番暗いモードでも十分な明るさだったので、これをもう一つ買って左右両側設置にして、クリップライトは冷蔵庫＆電子レンジ側中央部分に設置しようかと思っています。
夜間、電子レンジの操作ボタンが見づらく、スマホライトで照らして操作をしたので、照明を取り付ける必要性を感じました。

毎回車中泊するたびに改善点の発見があります。
いつも次ぎりぎりになるまで着手しないので、今度はコツコツ改善を勧めていこうとコッソリ心に誓う今日このごろ・・・