3度目の冬のミシュランX-ICE XI3
11月22日に早々とスタッドレスに交換したMyパサート。数センチの積雪が一度あったが休日前の夜で、好天だった翌日は雪解けも早くクルマで出かけた昼ころには既に道路の雪は無くなっていた。
雪が舞う程度なら数回あったが、幸いなことにガッツリ積もること無く穏やかな年末を迎えそうな予感だ。
入れ替え時のタイヤチェックでは見た目も触感もまだまだ行けそうな印象のミシュランX-ICEだったが、こればかりは実際に雪道を走ってみないことにはわからない。
早い時期に一度、雪道を走ってその効果を確かめておきたいと思っていたが、はからずもその性能確認をする機会があった。
雪の清水寺
好転に恵まれた天皇誕生日の祝日、暖かな日差しを浴びながらまつもと空港周辺の公園でウォーキングをしようと家を出たのだが、東の山も西の山もとても綺麗に見えているので少し高いところへ登って景色を楽しむのも良いかなと考えた。向かった先は「清水寺」。
”きよみずでら”と言えばもちろん京都の清水寺が有名だが、松本市のお隣山形村にも清水寺というお寺がある。
標高1,200mにあり、松本平を一望することができる名所だ。
途中10軒ほどの蕎麦屋が軒を連ねる、地元では有名な「唐沢の蕎麦集落」を過ぎる辺りから道路は雪に覆われて真っ白に!!
清水寺に続く山間道はガードレールの無い谷側の路肩に除雪された雪の小さな壁ができていて滑ったら終わりな場所が多かったが、3シーズン目のミシュランX-ICEは登りも下りも安定したグリップ感としっかりとしたステアリングフィールで不安を感じることは無かった。
人影も車陰も全く無い「清水寺」の駐車場は積雪5cmくらいだっただろうか。
清水寺の駐車場に駐めたパサート |
駐車場の出口はグルっと左方向へ回転しながらキツイ傾斜を登るような圧雪路で、トラクションコントロールが何度か点滅したが特に不安定な挙動を示すこともなかった。
これなら今シーズンの雪道はまだまだ大丈夫と思わせるミシュランスタッドレスX-ICEだった。
清水寺展望台 |
一面白くなっているのは山麓の山形村やスイカで有名な波田(ハタ)の町並みだ。
清水寺仁王門 |
参道入口にの仁王門。
仁王像は石造りで、左側の阿行像は苔むしているのか全身が緑色だ。
山門に続く参道の百体観音 |
仁王門から山門へと続く参道の両側には百体観音がずらりと並んでいる。
清水寺 山門 |
清水寺 本堂 |
清水寺 鐘楼 |
現在は地元保存会が管理しているのだという。
鐘楼には立派な鐘が吊られていた。
撞いて音を聞いてみたかったが撞いて良いものやらいけないものやらわからず、勝手なことをしてバチが当たってはいけないので断念した。
写真は撮ってないが境内には囲炉裏のある休憩所があり、清潔なトイレも完備されている。
また、本堂の前には1本の行基桜の大木がある。
かなりの古木と思われるが、是非花の咲く頃にもう一度言ってみたいと思っている。
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